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雑学

夏至冬至の熱さや寒さの関係

投稿日:2016年11月18日 更新日:

もうすぐ冬至ですが、冬至といえば昼間の時間が一番短い日です。

単純に考えたら、それ以降は太陽のあたる時間が長くなるので温かくなるような気がします。
しかし、これからが寒さの本番になってきます。

どうして1から2か月もずれがあるのか不思議な感じがしませんか。

それで少し調べて見ました


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太陽の違い

夏至とは昼の時間が一番長い時で6月22日ころで、冬至は12月22日ころです。

2015年の夏至と冬至の日の出と日の入りを見ると
東京で
夏至の日の出が4時26分 日の入りが19時01分
冬至の日の出が6時47分 日の入りが16時32分

夏至と冬至では5時間ほども違っています。

こんなにも違うとは驚きました。
計算して初めて分かりました。

太陽の高さを図にして見ました。
夏至のときには78°
冬至の時は32°

太陽の高さもずいぶん違うんですね。
あらためてみてみると太陽の高さもこんなに違うんだぁという感じです。

しかし一番熱い時期は8月ですよね。

また一番寒いころは2月ころです

この原因はどうしてでしょう。

夏至と冬至と熱さ寒さがずれる原因

これは、熱と温度の関係にずれがあるからです。

例えば

やかんに水を入れ火にかけても沸騰するまでに時間がかかります。

その沸騰したやかんを氷の入った器にいれるとします。

中の水は時間をかけて冷めていきます。

器の氷はは少しずつ溶けて行き、やがて水になります。

やかんの中の水と器の中の水が同じ温度になるとやかんの中の水が一番低い時になります。

これが冬至と2月の一番寒い時期のと同じような感じです。

夏至はその逆になります。

地球の気温は太陽の熱だけで直接変わっている訳ではありません。

地面や海や空気なども大きく影響しています。

太陽の熱によって地面や海水が温められます。

それらの熱も地球の気候に大きく影響があります。

地面や海水が温かいので冬至が過ぎてもすぐには寒くなりません。

ちなみに北半球の都市は8月ころが熱くて2月ころが一番寒いのか気温を調べて見ました。
それが次の通りです。

北半球の都市の気温

やはり日本と同じように北半球では8月ころが一番熱くて2月ころが一番寒いようです。

夏至や冬至ということば二十四節気という太陽暦で季節を表す言葉です。

二十四節気

二十四節気は一年を24等分してその区切りとしてつけられた名前です。

立春(りっしゅん)2月4日ころ
雨水(うすい)2月19日ころ
啓蟄(けいちつ)3月6日ころ
春分(しゅんぶん)3月21日ころ
晴明(せいめい)4月5日ころ
穀雨(こくう)4月20日ころ
立夏(りっか)5月6日ころ
小満(しょうまん)5月21日ころ
芒種(ぼうしゅ)6月6日ころ
夏至(げし)6月21日ころ
小暑(しょうしょ)7月7日ころ
大暑(たいしょ)7月23日ころ
立秋(りっしゅう)8月8日ころ
処暑(しょしょ)8月25日ころ
白露(はくろ)9月8日ころ
秋分(しゅうぶん)9月23日ころ
寒露(かんろ)10月8日ころ
霜降(そうこう)10月23日ころ
立冬(りっとう)11月7日ころ
小雪(しょうせつ)11月22日ころ
大雪(たいせつ)12月7日ころ
冬至(とうじ)12月22日ころ
小寒(しょうかん)1月5日ころ
大寒(だいかん)1月20日ころ

これが二十四節気です。
詳しいことは二十四節気で詳しく説明しています


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