年末も迫ってきて、なぜか気持ちがあわただしくなってきます。
大晦日には紅白歌合戦を見ながら年越しそばを食べる人もいるのではないでしょうか
また、そばをあまり食べない人でも年越しそばを食べるという人は多いのではないでしょうか。
なぜ、大晦日にそばを食べるのか意味や由来を調べて見ました。
年越しそばを食べる意味
年越しそばの意味や由来はいろりろな説があります。
・細く長く生きるという願いを込めた。
そばは細くて長いことから延命長寿を願った
・そばは切れやすく一年間の災厄を切り捨てるという意味
・そば団子で金箔を集めたことから金運を呼ぶ
昔の金細工職人は、仕事納めにそば粉を練った団子に飛び散った金粉をつけて集めたと言います。
その金粉が付いたそば団子を水につけるとそば団子は溶け金粉が底に溜まります。
そのことから金を集める。ということから来ています。
・そばは風や雨に打たれても陽がさせばすぐに起き上がることから打たれ強くなるという縁起を担ぐ
・そばの栄養素が体にいという説
そばにはルチンという栄養素があり毛細血管を丈夫にして血圧の上昇を予防する効果があると言われています。
などたくさんの説があります。
年越しそばの由来
元は節分に食べたり、毎月月末に食べていたそうです。
商売をしていると月末は集金などで忙しく料理をする時間もなかったので比較的簡単なそばを皆に振舞ったそうです。
おせち料理も節分に食べていたのが正月だけの食べ物になりました。
それと同じように年末にだけ食べるようになり年越しそばになったと思います。
年越しそばは何時食べる
年越しそばは日本の70%以上の人が食べているようです。
年越しそばをいつ食べるか人によって違いますが、夕食の代わりに食べる。年が明ける前に食べる人が多いようです。
私が子供の時は、年が明ける前に食べて、それから神社に初詣に行っていました。
結婚してからは大晦日の夕食の代わりに食べています。
そばだけでは物足りないので巻きずしなども添えて食べています。
いつ食べるか決まりはないようですが、年を越して食べると縁起が悪いと言われています。
その理由は、一年間の災厄を切り捨てたいというところから来ています。
その年のマイナスなことは翌年には持ち越したくないという考えもあると思います。
それと同じような意味だと思います。
しかし、地方によっては元旦に食べるところもあるようです。
年越しそばは温かいかけそばか冷たいざるそばのどちらが良いかという話も聞きますが、これはどちらでも良くて自分の好みに合わせたらいいと思います。
西日本ではかけそばが多く、東日本ほどざるそばが多いような感じがします。
まとめ
私は、そばはあまり食べませんが麺のなかでそば一番おいしいものだと思っています。
実際に本当におしいと思うそばは食べたことありません。
しかし、一度そばを作ったことがあります。
その時は、小麦粉60%とそば粉40%で作りましたが美味しいとかんじました。
それでも美味しいと思ったのですから、本当に美味しいそばは、相当美味しいんだろうと思います。
個人的な考えですが、年越しそばが全国的に食べられているというのは、日本人の心をくすぐるような話でそば業者が仕組んだ罠ではないかと思っています。
しかし、昔から伝えられた縁起物ですから毎年、年越しそばは食べています。
ただ、食べるのではなく、昔からの言い伝えのようなものを考えながらありがたく食べるのがいいのではないでしょうか